みえしるべ


平成25年は御遷宮。平成26年はおかげどし。三重のあれこれ、お勉強中です♪
by ryo-kamome

花の窟

神まつる 花の時にやなりぬらん。

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三重県の南、熊野市に、日本書紀にも記されている日本最古の神社があります。

花の窟(はなのいわや)神社。

国生みと神生みを行った女神・イザナミノミコトが、
カグツチノミコトを産んで灼かれ、亡くなった後に葬られた場所です。

神社には社殿はなく、大きな岩が御神体となっています。

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この岩に綱をかけるお綱掛け神事が、2月2日と10月2日の年2回行われます。

いわゆるパワースポットなのですが、実は初めて訪れたときは、
おっきい岩だなぁくらいにしか思いませんでした。

でも最近、映画「千年の愉楽(ゆらく)」を見て、
この場所から沸き立つような生命のエネルギーを感じ、身がすくみました。


「千年の愉楽」は、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」「キャタピラー」などの作品で知られる
若松孝二監督の遺作です。

和歌山県新宮生まれの小説家、中上健次の短編が原作で、
撮影は三重県尾鷲市須賀利(すがり)で行われました。


映画の冒頭シーンで、この大岩が映し出されます。
映画のモチーフと御神体の由来が重ね合わさるように描かれており、
若松監督の感性の鋭さに息をのむばかり。

中村瑞希さんが歌う島唄が、また絶妙に世界観に合ってるんですよね。
重苦しく陰鬱なトーンが続きますが、安定の役者陣がそろっていて、
すっかり画面に引きこまれてしまいました。
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by ryo-kamome | 2013-11-19 21:54 | 東紀州
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