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みえしるべ


平成25年は御遷宮。平成26年はおかげどし。三重のあれこれ、お勉強中です♪
by ryo-kamome

曽爾高原

ぬるべの郷、曽爾。

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奈良県曽爾村(そにむら)の曽爾高原は、ススキの草原で有名です。

曽爾村は、奈良県ではありますが、三重県名張市と隣接していて、
人の流れも名張市の方に向かっています。

奈良県の中では端っこなので、むしろ三重県からの方が行きやすいのではないかと思います。

一面のススキ野原が見たくて、ハイキングコースを歩いてきました。

近くまでバスが通っていますので、草原を見るだけならハイヒールでも行けます。
もちろん私はがっつりトレッキングシューズなルートを選びましたが^^;

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県道81号線沿いの木治屋さんを出発点に、まずは倶留尊山(くろそやま、標高1,038m)に登頂。
こちらは日本300名山のひとつです。狭い山頂に、登山客が大勢いらっしゃいました。

そこから二本ボソ(996m)を経由して、亀山峠から曽爾高原へ。
上の写真は、二本ボソから見た倶留尊山です。紅葉鮮やか~。今年は秋山を堪能してます!

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曽爾高原のススキは、元々この地域のかやぶき屋根の材料として使われてきました。

かやぶき屋根の家が少なくなるにしたがって需要が減り、周りの山では植林が進められ、
この斜面だけがススキ野原として残されたそうです。

ゴールデンタイムは、午後4時半ごろ。
私が行った日はあいにく曇り空でしたが、お天気が良い日は夕陽が草原を照らして、
金色に光り輝くのだとか。

初夏のシーズンも美しいらしいです。

ススキが風になびいて、遠目に見るとやわらかい毛並の動物の背中みたいに見えるんですよ^^

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高原の真ん中にあるお亀池の水は、平成の名水百選に選ばれており、
この水をつかった奈良県唯一の地ビールが製造されています。

味は、アルト、ピルスナー、ケルシュ、ボック、へレスの5種。
個人の好みによると思いますが、私はへレスが一番好きです。

近くにはお亀の湯や農産物直売所もあり、一日楽しめる場所となっています。
3月の山焼きも見てみたいなぁ。
by ryo-kamome | 2013-11-18 20:01 | 奈良
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